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上地 裕作
- 神楽坂 江戸川橋パーソナルジムGAIN 代表
- JBBF 2018関東メンズフィジーク選手権 準優勝
- ベストボディ・ジャパン2017東京オープン大会 ミドルクラス グランプリ受賞
- 得意分野 ボディメイク、ダイエット
パーソナルジムデビューしようと思いネットで調べてみると、料金がパーソナルジムの相場よりもかなり安いジムがあってびっくりしたことはないでしょうか?実際に内容を調べてみると、月額7万円をきるような安いジムがあります。時間換算で、1時間当たり9,000円以下でサービスが提供されているのです。サイトには「お客様に通いやすい料金設定でダイエット実現をご提案」などのコピーが書かれていたら、そのようなジムでもいいかなって思ってしまいますよね。
料金設定は、ジムが提供するサービス内容や企業努力によってジムそれぞれです。相場に近い料金や相場よりも高い料金のジムであれば、なぜそのような料金になっているかという理由がはっきりしているので、そこに不安は感じないでしょう。ですが、相場よりも安いジムの場合、なぜここまで安く出来るのかというのが不安になりますよね。
実際、ジムの中には、安い分内容の悪いジムというのは存在します。その安さがどこにシワ寄せとして出てくるかによってコストパフォーマンスが逆に高くなってしまいますので、安い場合にはその理由は確認したうえで検討対象にしないと、実際に契約した後では後悔につながってしまいます。
そこで今回は料金が9,000円以下のパーソナルジムを利用する際に気にしておきたい問題点について、業界で料金の安いパーソナルジムであるGAINを運営する視点から解説したいと思います。
今回の記事を読んでいただくことで、一般的なジムと料金を比べた際に安い場合に、どのような部分に問題点があるのか、選ぶ際にどこに気を付けたらいいかが見えてきますので、安いと思って契約したけど失敗したなと後で悔やまなくて済みますよ。ぜひジム選びの際に参考にしてみてください。
ジム運営している側から見る問題点
ジムを運営する側から見ると、時間9,000円では十分な利益が出せなくなります。この金額で利益を得ようとすれば、確保したい利益分だけ経費を削減する必要があります。
パーソナルジムに限ったことではありませんが、店舗を運営する場合、店舗にかかる賃料や光熱費は必須です。賃料の安い物件を利用すればここの部分はクリアすることができますが、この場合のシワ寄せは利用者にも来てしまいます。駅から離れて通いにくい場所に立地するケース、物件にシャワーがついていないことからあくまでトレーニングのみでシャワーは利用できないというケースが該当します。汗が流せなくてもいいという人であれば困ることはないでしょうが、できれば汗だくになるのであればシャワーは利用したいと思われるでしょう。
次にマシンや器具などといったものへの経費です。トレーニング機器の準備や増設、それらの更新を行うのにも費用がかかります。それらも決して安い物ではありません。そのため、マシンが極端に少なかったり、古かったりといった状態になっているかもしれません。ですが、この部分であっても、直接トレーニングできないわけでありませんので、使えるものを有効利用して最適な結果を出すということができるのがプロのトレーナーです。
ですが、問題はこのトレーナーなのです。安い利用料でお客様を集めてもそこで利益を残そうとすれば、トレーナーに支払う人件費にシワ寄せが来るケースもあるわけです。料金が安いのに、サービスは他店と変わらないというようなジムの場合、残るはトレーナーへの人件費です。相場に近い料金設定のパーソナルジムとサービス内容に差がないのであれば、トレーナーへの人件費が対価に見合った金額で払えていないのではないかと思われるのです。
安い料金だとトレーナーの質に問題がある可能性あり
時間9,000円というかなり低額のパーソナルトレーニングでは、正直利益は出しづらいです。そのような状態ですので、利益を抑えても固定費は下げられないとなれば、後はトレーナーの人件費を抑えるしかありません。そうなると、十分な報酬は出せませんので、質の高いトレーナーや実績のあるトレーナーは採用することができないでしょう。
経験が少なく実績のあまりないトレーナーであれば、安い報酬で雇い入れることが出来ますが、指導についてのスキルは高いとはいえないでしょう。トレーナーの質を十分にカバーすることができるようなメソッドやトレーナーを育てる実習制度などがなければ、料金が安くても質が悪くて効果を実感できないトレーナーしか在籍していないということも十分にありえます。
そのようなトレーナーでもある程度経験を積んでくると、報酬の高い他店のトレーナー報酬と自分の報酬を比較してモチベーションが下がることもあります。ここでいくら頑張っても報酬は上がらないとなるとトレーナー自信のやる気が下がってしまい、結果的にはトレーナー本人の質が悪くなってしまうという悪循環に陥るのです。
このようなことから、料金が時間当たり9,000円以下といったようなジムの場合は、トレーナーの質は悪い可能性が高いということを念頭に置いておいたほうがいいでしょう。
安いジムはその理由を確認してから検討しよう
今回は料金が1時間当たり9,000円程度といった、とても料金の安いパーソナルジムを検討する場合には吟味するべきだということについて、理由を解説いたしました。
安いことが悪いわけではありませんが、その安さのシワ寄せがどこに来るかという視点から、ライバル店と比較してサービス的に大差がない場合は、トレーナーにシワ寄せがきており、トレーナーの質が悪い可能性があるということを認識しておきましょう。
価格を抑えた贅沢すぎるトレーニング環境でボディメイクができるGAINを活用しよう
私たちGAINは1時間当たり10,000円程度の料金設定であり、それでも業界では料金の安いジムに当てはまります。ですが、トレーナーは私の下で半年以上の研修を乗り越えた精鋭のみが在籍しています。
またプライベートジムGAINでは24時間ご利用いただくこともできるようになっていますので、パーソナルジムと合わせた自主トレーニングにも活用いただける施設もそろったGAINをぜひ活用してください。
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