どうも、神楽坂・早稲田の貸切りパーソナルジム GAIN 代表で絶対ダイエット請負人の上地裕作です。

上地 裕作

  • 神楽坂 江戸川橋パーソナルジムGAIN 代表
  • JBBF 2018関東メンズフィジーク選手権 準優勝
  • ベストボディ・ジャパン2017東京オープン大会 ミドルクラス グランプリ受賞
  • 得意分野 ボディメイク、ダイエット

今回は「体脂肪を効率よく落とすための食事法」について、最新の研究や実際の成果を踏まえて徹底的に解説していきます。

この記事は、「ダイエットしても体脂肪がなかなか減らない」「食事制限しているのにウエストが変わらない」そんな方に向けて、科学的な根拠に基づいた食べ方・選び方を解説します。

ダイエットの成功は“食事9割”が真実

まず大前提として、「カロリーを減らせば痩せる」は大きな誤解です。確かにアンダーカロリー(消費>摂取)は必要条件ですが、何を食べるか、どのように食べるかが成果を大きく左右します。

私自身も以前この食事法を取り入れたことで、半年で82kg→64kgへ減量し、リバウンドもなし。さらに、パーソナルジムGAINで指導した30人以上の会員様も、

  • 3ヶ月で体重-4kg、ウエスト-15cm
  • 5ヶ月で筋肉を残しつつ脂肪だけ減少
  • 体重キープでもウエスト-6cm

といった明らかな成果を出しています。

食事選びの4大原則

体脂肪を落とすために、食材選びで注目すべき4つの要素があります。

  1. アンダーカロリーを実現しやすい食材
  2. 1kcalあたりの満足感が高く、栄養密度が高い食品
  3. 脳の報酬系を刺激しにくい食材
  4. 組み合わせたときに、1〜3の条件を満たしやすい食材

例えば、白米単体は太りやすく思われがちですが、味噌汁や焼き魚、野菜とセットで摂ることで満足感や栄養バランスが取れ、評価は高くなります。

この4条件を満たした食材は、自然と満腹感が得られ、過剰な食欲を防ぎ、代謝効率も高めてくれるのです。たとえば、野菜やタンパク質を組み合わせることで、食後の血糖値の急上昇を防ぎ、脂肪の蓄積を抑えられるという研究結果も多く報告されています。

痩せる食材ティアリスト

以下の表は、痩せやすい食材を「ティア(ランク)」で分類したものです。

ティア食材例特徴
SSブロッコリー、発酵大豆食品、レバー(適量)栄養密度が極めて高い、代謝・腸内環境サポート
S鶏胸肉、豚ヒレ肉、牛モモ肉、トマト、キャベツ、さつまいも、オートミール、もち麦、アスパラガスタンパク質・ビタミン豊富で脂質・糖質が適度
A白米(和食セット)、ヨーグルト、卵、ナッツ類(適量)、糖度の低い果物(ベリー系、柑橘類)満足感ありつつ栄養バランス良好
B焼きそば(自炊)、ちくわ、うどん(野菜やタンパク質追加)、ジャガイモ、全粒粉パン調理法次第でダイエット対応可能
C以下ラーメン(市販)、和菓子、糖度の高い果物(バナナ・ぶどう)適量とタイミング次第で有効
D〜Z加工肉、フライドポテト、ケーキ、菓子パン、フルーツジュース加工度・脂質・糖質・報酬系刺激が強すぎる

SSティア食材を使った実践レシピ例

ここでは、SSティア食材を中心に使った、簡単で続けやすいダイエットレシピを紹介します。

1. ブロッコリーと鶏むね肉のにんにく醤油炒め

  • 材料:ブロッコリー100g、鶏むね肉150g、にんにく1片、醤油小さじ1、オリーブオイル小さじ1
  • 作り方:ブロッコリーを下茹でし、鶏むね肉を一口大にカット。オリーブオイルとにんにくで炒め、火が通ったら醤油で軽く味付け。
  • ポイント:高タンパクで抗酸化作用も抜群。ブロッコリーのビタミンCと食物繊維で代謝促進&便通改善も期待できます。

2. 納豆とたまごの発酵ボウル

  • 材料:納豆1パック、卵1個、ごはん100g、刻みねぎ、しょうゆ少々、海苔
  • 作り方:温かいご飯に納豆・卵・ねぎ・海苔を乗せて混ぜるだけ。
  • ポイント:発酵食品×動物性タンパク質の黄金コンビ。腸内環境を整え、ビタミンKやB群の吸収もサポート。

3. レバニラ炒め(週1推奨)

  • 材料:鶏レバー100g、ニラ1束、もやし1袋、にんにく1片、しょうゆ小さじ1、ごま油小さじ1
  • 作り方:下処理したレバーと野菜を炒め、にんにくと醤油で味付け。
  • ポイント:鉄分・ビタミンAが豊富。週1回取り入れるだけでエネルギー代謝がアップします。

Aティア食材を日常に取り入れる工夫

Aティアは継続性と満足感に優れているため、「無理せず痩せたい」方にぴったりです。以下は生活に落とし込むためのポイントです。

1. 朝食に白米+納豆+味噌汁

  • 日本人にとって理想的な和食セット。白米は単体だと評価が落ちますが、納豆や味噌汁と一緒に摂ることで血糖値の急上昇を防ぎ、腹持ちが良くなります。

2. おやつはヨーグルト+ベリー系果物

  • 食後に小腹が空いたら、無糖ヨーグルトにブルーベリーやいちごを加えるのがおすすめ。ポリフェノールと食物繊維が腸内環境を整えてくれます。

3. 主菜に卵と野菜を合わせた「温野菜サラダ」

  • ゆで卵1個+キャベツやにんじん、ほうれん草の温野菜を、オリーブオイルと塩で味付け。ビタミンとミネラルが効率よく吸収されます。

4. ナッツ類は“量”が命

  • ナッツは満足感が高い分、食べ過ぎに注意が必要。1日10粒程度を目安にして、不足しがちなオメガ3脂肪酸を補いましょう。

これらの工夫を日々の食事に取り入れることで、体脂肪が無理なく落ちる体質へと変わっていきます。

無理に我慢するのではなく、科学的に“太りにくい環境”をつくることが、ダイエット成功への最短ルートです。

もっと深掘り!痩せるための実践テクニック集(追加2000字)

ここからは、さらに実践的なノウハウを紹介していきます。日常で迷いやすい場面に焦点を当て、「痩せる食事法」をより身近に落とし込むための工夫をお伝えします。

1. スーパーで迷わない買い物ルール

痩せる人と太る人の違いは、食卓ではなく“買い物カゴ”に現れます。そこで意識したいのが以下の3ルール:

  • 外周から攻める:野菜・肉・魚などの生鮮食品はスーパーの外周に配置されていることが多く、内側(お菓子・加工品コーナー)は極力スルー。
  • 原材料を5つ以内に抑える:加工度が高い商品は、原材料欄がズラッと長い傾向に。5つ以内で、聞いたことのある食材名が並ぶものを選びましょう。
  • 1商品1タンパク質:買い物時に「これはタンパク質源か?」を自問することで、自然と痩せ食材が増えていきます。

2. コンビニでもできる痩せ食事術

コンビニ=太るイメージが強いですが、選び方次第で「外食よりも健康的」になります。

おすすめの組み合わせ例:

  • サラダチキン+ゆで卵+もち麦おにぎり
  • ノンオイルツナ+野菜スティック+味噌汁(インスタント)
  • 豆腐+ひじき煮+カットフルーツ(ベリー類)

重要なのは「タンパク質+食物繊維+低GI炭水化物」を揃えること。糖質だけ・脂質だけの単品買いはNGです。

3. 外食時の“リスク軽減”テクニック

外食ではコントロールが難しいと感じる方が多いですが、以下の工夫でダメージを最小限にできます。

  • 定食屋では「刺身定食」「焼き魚定食」を選ぶ
  • パスタよりも和定食、カレーよりもそば
  • サイドメニューで味噌汁や温野菜を足す
  • 食前に水をしっかり飲む(満腹中枢を刺激)

また、「最初にサラダや野菜から食べる」「白米は少なめに」など、小さな工夫の積み重ねで結果が変わります。

4. 食事記録をつけると成功率が倍増する

研究でも、食事記録を習慣にした人は体重減少の成功率が2倍以上になるとされています。毎回細かく書く必要はなく、以下の方法でOK:

  • スマホのメモ帳にざっくり記録(例:「朝:納豆ご飯+卵焼き」)
  • LINEで自分宛に送る「自分専用の食事日記」を作成
  • 写真だけ撮る → 週末に振り返る

記録することで、「なぜ太ったのか」「なぜ痩せたのか」が視覚化され、再現性が高まります。

5. 食べながら脂肪燃焼を加速する“タイミング戦略”

同じ食材でも、食べるタイミングによって効果が変わります。

  • 朝:炭水化物とタンパク質をしっかり摂る → 代謝のスイッチON!
  • 昼:バランスよく、GI値は中程度で
  • 夜:炭水化物は控えめ、脂質も控えめ、食物繊維を増やす

とくに「夜はプロテインと野菜中心の軽食にする」だけでも、翌朝の体重が安定しやすくなります。


このように、「選び方・組み合わせ方・食べるタイミング」さえ間違えなければ、どんな生活スタイルの人でも体脂肪は確実に落ちていきます。

痩せるために必要なのは、根性や我慢ではなく“設計された食環境”です。あなたの環境を少しずつ整えていくことで、未来の体型も確実に変わっていきます。