・下半身のトレーニングは太くなりそう ・下半身を鍛えて何かメリットはある? ・普段から下半身は鍛えておいたほうがいい? |
今回はこのような疑問にお答えします。
どうも、神楽坂・早稲田の貸切りパーソナルジム GAIN で代表をしている絶対ダイエット請負人の上地裕作です。
上地 裕作
- 神楽坂 江戸川橋パーソナルジムGAIN 代表
- JBBF 2018関東メンズフィジーク選手権 準優勝
- ベストボディ・ジャパン2017東京オープン大会 ミドルクラス グランプリ受賞
- 得意分野 ボディメイク、ダイエット
体の至る所にある筋肉ですが、実は大きな筋肉は下半身に多くあります。
その下半身の筋肉を鍛えずにおいておくのはもったいない。鍛えることでメリットがいっぱいあるのです。
そこで今回は、下半身の筋肉を鍛えることで得ることができる大きなメリットについて解説します。
そもそも下半身にはどんな筋肉がある?
冒頭でもお話ししたように、下半身には大きな筋肉が多くあります。
・大臀筋(おしり)
・大腿四頭筋(太もも)
・下腿三頭筋(ふくらはぎ)
・内転筋(太もも内側)
・ハムストリングス(太もも裏側)
それぞれ簡単に解説します。
大臀筋
お尻の表層部分の筋肉で、お尻の形をつくる役割をしている筋肉です。
この筋肉は日常生活で体を安定させるために働いています。
大腿四頭筋
大腿四頭筋は、太腿表側の筋肉群をいい、外側広筋・内側広筋・中間広筋・大腿直筋の4つ筋肉で構成されています。膝関節を伸ばしたり股関節を動かして脚を前に持ち上げる働きをします。
下腿三頭筋
下腿三頭筋はふくらはぎにある筋肉群です。腓腹筋とヒラメ筋で構成されています。主に膝を曲げるときや足首を伸ばしたりする際に作用します。
ハムストリングス
ハムストリングスは太もも裏にある筋肉群で、大腿二頭筋・半腱様筋・半膜様筋の3つの筋肉から構成されています。大腿四頭筋の裏にあることからその働きは逆の作用となり、膝を曲げる動作や股関節を動かし後ろに脚を動かす働きをします。大腿四頭筋と筋力差ができてしまうとパフォーマンスが落ちるだけでなく、怪我をするもとにもなるのでスポーツをされる方の場合は注意しておきたい筋肉ともいえます。
下半身の筋力低下時の影響
下半身の筋力が低下すると転びやすくなります。
なぜなら筋力の低下により膝を持ち上げる動作が小さくなってしまうから。
足が上がらなくなると、その分歩幅も狭くなります。高さがないと、小さな段差でもつまずきやすくなってしまいます。
お年寄りが転倒しやすいのはこのような理由からなのです。
また、若くてもデスクワーク中心で動かない生活をしている人であれば、筋力の低下で思っているほど足が上がらなくなっていて転びやすくなるケースもあります。
つまり最近つまずきやすくなったなと感じることがある方は、下半身の筋力が低下している可能性が高いのです。
下半身を鍛えるメリット
下半身を鍛えると得られるメリットは、大きく6つあります。
・基礎代謝がよくなる
・パフォーマンスが向上する
・体幹が強化され姿勢が良くなる
・疲れにくくなる
・骨密度が増加する
・筋肉により関節が保護される
ここではこれら6つのメリットについて解説します。
基礎代謝がよくなる
下半身を鍛えることで得られる大きなメリットの一つとして、基礎代謝の向上があります。大きな筋肉群が多いことから、この部分の筋肉を鍛えることで、小さな筋肉を鍛えるよりもより基礎代謝は向上するのです。
基礎代謝が向上することにより、痩せやすく太りにくい身体へと変わっていきますので、ダイエット目的でトレーニングされる方は下半身の筋肉強化は必須ともいえます。
パフォーマンスが向上する
下半身の筋力を強化すると、地面に対して踏ん張る力が向上します。つまり、この力が上半身に上手く伝えられることで、全身のパフォーマンス向上につながるのです。
下半身がしっかりしていないとパワーは上半身に効率よく伝わりません。下半身が不安定なら上半身に伝わるパワーも落ちることから、パフォーマンスは低下してしまいます。
体幹が強化され姿勢が良くなる
下半身の筋肉を鍛えることで、体幹に刺激を与え、体幹を鍛えることもできます。体幹が鍛えれるとそれに合わせて姿勢もよくなっていきます。
また上半身のパフォーマンスがあがることで高重量のトレーニングが可能になっていきますが、その際に姿勢が悪いと怪我のもとになります。そのため、姿勢にも意識する機会が増えることから、姿勢がよくなるといえます。
疲れにくくなる
下半身の筋肉を鍛えることで疲れにくい身体にすることができます。筋力が高まることで筋肉に余力ができるので、それまで疲れていた動作などでも疲れを感じにくくなるのです。
そのため、筋トレを行うと日常生活でも疲れにくく体が楽に感じるようになります。
骨密度が増加する
下半身を鍛えることで、骨密度も増加します。下半身を鍛える際に刺激が加わるのは、筋肉だけではありません。筋肉と同様に、骨にも刺激は加わります。骨は刺激が加わることで成長し、骨密度は増加します。
加齢とともに骨の骨密度は低下しますので、運動することで骨に刺激を与え、骨密度をあげて強化することは年配者には必須ともいえます。
筋肉により関節が保護される
下半身を鍛えることで、膝や腰の痛みを緩和させることができます。なぜなら下半身の筋肉はこれらの関節とつながっているものがあるからです。筋肉は関節を保護する働きを持つことから、筋力が強化されることで関節が保護され、痛みを抑えたり痛みが出ないようになります。
まとめ
今回は下半身を強化する場合のメリットについて解説しました。
【今回の要約】
・下半身にある筋肉の種類
・下半身の筋力低下時の影響
・下半身を鍛えるメリット
下半身を強化するとダイエット面でも加齢による身体機能低下においても、多くのメリットがあることがお分かりいただけたかと思います。
下半身はジムに通えば専用マシンが多くあります。また自宅でも自重トレーニングをはじめ、下半身は鍛えることが可能です。
ぜひ下半身を鍛え、健康な身体作りをしていきましょう。
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