※この記事は2026年3月21日に内容を更新しています。

どうも、神楽坂・江戸川橋・早稲田の貸切りパーソナルジム GAIN 代表で絶対ダイエット請負人の上地裕作です。

フィットネス

筋トレを始めた人が、必ず一度は悩むテーマがあります。

「全身法と分割法、結局どっちが正解なのか?」

週に何回やるべきか、1回でどこまで鍛えるべきか。
ネットやSNSを見れば、全身法を推す人もいれば、分割法を推す人もいるため、余計に迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。

実際、パーソナルジムGAINに通われているお客様の中でも、
「自分に合っているやり方が分からない」
「なんとなく分割しているけど正しいのか不安」
といった相談は非常に多くあります。

結論から言うと、全身法と分割法に“絶対的な正解”はありません。
しかし、目的やレベルによって最適な選択は明確に存在します。

そしてここを間違えると、同じ時間トレーニングしていても、成果に大きな差が出てしまいます。

この記事では、
・全身法と分割法の違い
・それぞれのメリット・デメリット
・あなたに合った最適な選び方

を、初心者の方にも分かりやすく解説していきます。

なんとなくでトレーニングを続けるのではなく、
最短で結果を出すための考え方を身につけていきましょう。


全身法と分割法とは?基本を理解しよう

筋トレのプログラムを考える上で、必ず出てくるのが「全身法」と「分割法」という2つの考え方です。
この違いを理解していないままトレーニングを続けてしまうと、効果が出にくいだけでなく、時間効率も大きく損なってしまいます。

特にパーソナルジムに通っている方や、これから本格的にボディメイクを始める方にとっては、この選択が結果を大きく左右します。

ここでは、それぞれの特徴と違いをわかりやすく解説していきます。


全身法(フルボディトレーニング)とは

全身法とは、1回のトレーニングで全身の筋肉をまんべんなく鍛える方法です。
胸・背中・脚・肩・腕といった主要な筋肉を、1回のセッションの中で全て刺激していきます。

例えば以下のようなメニュー構成になります。

  • ベンチプレス(胸)
  • ラットプルダウン(背中)
  • スクワット(脚)
  • ショルダープレス(肩)

このように「1日で全身を一通り刺激する」のが特徴です。

全身法の最大のメリットは、筋肉への刺激頻度を高く保てることです。
週に2〜3回トレーニングを行えば、自然と各部位を複数回刺激することになります。

これは筋肥大の観点でも非常に重要で、
現在の研究でも「週2回以上の刺激」が有効とされています。

一方でデメリットとしては、1回のトレーニング時間が長くなりやすく、
後半になるにつれて疲労が蓄積しやすい点があります。


分割法(スプリットトレーニング)とは

分割法とは、トレーニング日ごとに鍛える部位を分ける方法です。
例えば以下のように、日ごとにターゲットを分けていきます。

  • 月:胸・三頭
  • 火:背中・二頭
  • 水:肩・腹筋
  • 木:脚

このように、1回のトレーニングでは特定の部位に集中して負荷をかけるのが特徴です。

分割法の最大のメリットは、1部位あたりのトレーニングボリュームを増やせることです。
つまり、より強い刺激を与えることができるため、中級者〜上級者に向いています。

また、1回あたりのトレーニング時間も比較的コンパクトに収まりやすく、
集中力を維持しやすいのも利点です。

ただし注意点として、トレーニング頻度が少ないと
「1部位を週1回しか鍛えない」という状況になりがちです。

この場合、刺激頻度が低くなり、結果が出にくくなる可能性があります。


それぞれのトレーニング頻度の違い

全身法と分割法の最も大きな違いは、「筋肉への刺激頻度」です。

シンプルに整理するとこうなります。

トレーニング法頻度の特徴1部位あたりの刺激回数
全身法毎回全身を鍛える週2〜3回
分割法部位ごとに分ける週1〜2回

ここで重要なのは、筋肉は「1回強く刺激すればOK」ではないという点です。

筋肉は刺激後、約48〜72時間で回復し、その後再び刺激を与えることで成長します。
つまり、適切なタイミングで繰り返し刺激を与えることが重要になります。

この観点から見ると、

  • 初心者 → 全身法で頻度を確保した方が効率的
  • 中級者以上 → 分割法でボリュームを確保する方が有利

という傾向があります。

ただしこれは絶対ではなく、
「トレーニング頻度」「生活スタイル」「回復力」によって最適解は変わります。

全身法のメリット・デメリット

全身法は、シンプルでありながら非常に理にかなったトレーニング方法です。
特に初心者や、これから本格的にボディメイクを始める方にとっては、最も再現性が高く、結果に繋がりやすい方法と言えます。

ただし、どんなトレーニングにもメリットとデメリットは存在します。
ここでは、全身法の本質を理解するために、その両面をしっかり整理していきましょう。


初心者でも効果を出しやすい理由

全身法が初心者に向いている最大の理由は、「シンプルだから」です。
シンプルというのは、裏を返せば“失敗しにくい”ということでもあります。

筋トレで成果が出ない原因の多くは、

  • トレーニング頻度が足りない
  • 刺激が偏っている
  • フォームが安定していない

といった基本的な部分の崩れにあります。

全身法では、毎回すべての部位を軽くでも刺激するため、
「どこかの部位だけ全く鍛えられていない」という状況が起きにくいのが特徴です。

また、同じ種目を繰り返し行う機会が増えるため、
フォームの習得も早く、結果的にトレーニングの質も向上しやすくなります。

これは筋肥大において非常に重要で、
フォームが安定していない状態では、どれだけ重量を扱っても効果は半減します。

つまり全身法は、「基礎を固めながら確実に成長できる設計」になっているわけです。


筋肉への刺激頻度が高い

筋肉は、トレーニング後に回復しながら成長します。
そしてこの成長サイクルは、一般的に48〜72時間程度で一度落ち着きます。

ここで重要なのが、「刺激の間隔」です。

例えば、ある部位を週1回しか鍛えない場合、
残りの5〜6日は“成長が止まっている時間”になってしまう可能性があります。

一方で全身法では、週2〜3回のトレーニングを行うことで、
各部位に対して継続的に刺激を与えることができます。

これは筋肥大の観点から見ても非常に合理的で、
近年の研究でも「頻度を高める方が筋肉は成長しやすい」とされています。

ここで少し視点を変えてみると面白い。

筋肉は「強い刺激1回」よりも、
「適度な刺激を複数回」与えた方が成長しやすい性質があります。

この点において、全身法はまさに理想的なアプローチと言えます。


デメリット|1回の負荷が分散しやすい

ここまで見ると全身法は完璧に思えますが、当然弱点もあります。

それが、「1回あたりの負荷が分散しやすい」という点です。

全身を鍛えるということは、
1つの部位に割ける時間やエネルギーが限られるということでもあります。

例えば胸を鍛える場合、

  • 分割法:10セット以上しっかり追い込める
  • 全身法:3〜5セット程度で終わることが多い

この差は無視できません。

特にトレーニング経験が増えてくると、
筋肉は“より強い刺激”を必要とするようになります。

この段階になると、全身法では刺激が足りなくなり、
成長が鈍化するケースも出てきます。

さらに、トレーニング後半になるにつれて疲労が溜まり、
フォームの質や集中力が落ちやすい点もデメリットです。

つまり全身法は、

  • 初期:最強クラスに効率がいい
  • 中級以降:やや物足りなくなる可能性がある

という性質を持っています。

分割法のメリット・デメリット

分割法は、トレーニング経験者の多くが取り入れている王道のメソッドです。
1回のトレーニングで鍛える部位を絞ることで、狙った筋肉に対して高い負荷をかけやすくなり、筋肥大を目指すうえで非常に有効な方法とされています。

一方で、分割法は全身法よりも設計が複雑です。
やり方を間違えると「頑張っているのに伸びない」という、筋トレあるある地獄に突入しやすいのも事実です。

ここでは、分割法のメリットとデメリットを整理しながら、どんな人に向いているのかをわかりやすく解説していきます。


1部位あたりの強度を高められる

分割法の最大のメリットは、1回のトレーニングで特定の部位にしっかり集中できることです。

たとえば「胸の日」であれば、ベンチプレス、インクラインプレス、ダンベルフライ、ディップスなど、胸に対して複数の角度から刺激を入れることができます。
全身法では1部位に3〜5セットほどしか割けないことも多いですが、分割法なら1部位に対して10セット以上のボリュームを確保することも可能です。

筋肉は、ある程度の総負荷量がないと成長しづらくなります。
特に中級者以降は、軽い刺激を少し入れただけでは体が慣れてしまい、見た目の変化も起こりにくくなります。

その点、分割法は「今日は胸を徹底的にやる」「今日は脚をしっかり追い込む」といった形で、部位ごとのトレーニング密度を高めやすいのが強みです。

  • 分割法の強みは、1回で特定部位に高い強度をかけられること
  • 種目数とセット数を確保しやすく、筋肥大向きの設計にしやすい
  • 中級者以降の「刺激不足」を防ぎやすい

また、部位を絞ることで集中力も高まりやすくなります。
全身法では後半になるにつれて疲労が溜まり、「脚までたどり着いた頃にはもうヘロヘロ」ということも起こりがちです。
しかし分割法なら、その日の主役が明確なので、精神的にも肉体的にも出力を上げやすいのです。

要するに分割法は、筋肉を“深く掘る”のに向いた方法です。
浅く広くではなく、狙った場所をきっちり破壊して回復させる。なかなか脳筋的で美しい仕組みです。


回復とボリュームを両立できる

分割法のもう一つの大きなメリットは、部位ごとの回復時間を十分に確保しやすいことです。

たとえば月曜日に胸を鍛えたら、次に胸を鍛えるのは数日後になります。
その間に胸の筋肉は回復し、超回復の過程を経て、次のトレーニングに備えることができます。

これは単に「休める」という話ではありません。
回復がしっかり取れることで、毎回のトレーニングの質を高く保ちやすくなるのです。

全身法で毎回全身を刺激する場合、疲労管理がうまくできないと、常にどこかが中途半端に疲れている状態になりやすいです。
一方、分割法は部位を分けることで、ある筋肉を休ませながら別の筋肉を鍛えられるため、全体としての練習量を増やしやすいという利点があります。

つまり分割法は、

  • 1部位をしっかり追い込める
  • その部位を数日休ませられる
  • 休ませている間に別部位を鍛えられる

という流れを作れるのが優秀です。

これにより、週全体で見るとかなり多くのトレーニングボリュームを確保できます。
特に週4回以上トレーニングできる人にとっては、分割法の恩恵は大きくなります。

胸・背中・肩・脚・腕といった形で計画的に分ければ、各部位の質を落とさずに全体の総負荷量を積み上げることができるからです。

ただしここでひとつ大事なのは、「休める=サボっていい」ではないことです。
分割法は、組み方が上手い人には非常に強い武器ですが、雑に組むとただ曜日ごとに違うことをしているだけの人になります。筋トレ界の予定表ごっこになってしまう。これは避けたい。


デメリット|頻度が落ちやすい

分割法の最大の弱点は、筋肉への刺激頻度が落ちやすいことです。

たとえばよくある「胸・背中・肩・脚」の4分割を週4回で回す場合、基本的には各部位を週1回ずつ鍛えることになります。
一見しっかりやっているように見えますが、筋肥大の観点ではこの頻度が足りないケースも少なくありません。

筋肉は一度刺激を受けると、48〜72時間ほどで回復と成長のピークが一段落すると考えられています。
にもかかわらず、次の刺激が1週間後になると、成長のチャンスを少し無駄にしてしまう可能性があります。

特に初心者の場合は、1回で限界まで追い込む技術も、フォームの安定性もまだ十分ではありません。
その状態で週1回しか鍛えないと、単純に練習回数が足りず、筋肉への刺激もフォーム習得も中途半端になりやすいのです。

  • 分割法は、組み方によっては各部位が週1回しか鍛えられない
  • 初心者には刺激頻度が不足しやすい
  • 忙しくて1日休むと、部位全体のスケジュールが崩れやすい

さらに、分割法は生活スケジュールの影響も受けやすいです。
たとえば「脚の日」を仕事で飛ばしてしまうと、その週は脚を丸ごとやれずに終わることもあります。
全身法なら1回休んでも次回また全身を刺激できますが、分割法では1回の欠席がそのまま部位の機会損失になりやすいのです。

つまり分割法は、ハマる人には強いが、生活が不規則な人には意外と扱いが難しい方法でもあります。

結局どっちが効果的?結論を解説

全身法と分割法は、どちらが優れているかを一言で決められるものではありません。
なぜなら、トレーニング経験、通える頻度、回復力、そして目的によって最適解が変わるからです。

ただし、ここで曖昧に「人それぞれです」で逃げると記事として弱い。
なので結論からはっきり言います。

  • 初心者は、まず全身法から始めるのが最も効率的です
  • 中級者以上は、分割法のほうが筋肥大を狙いやすくなります
  • ただし最適解は「理論上の正解」ではなく、「継続できる形」で決まります

筋トレの世界では、つい「上級者っぽい方法=優れている方法」と思われがちです。
でも実際はそう単純ではありません。
フェラーリは速いが、狭い商店街に突っ込んだらただの高級な厄介者です。
トレーニングメニューも同じで、自分のレベルや生活に合っていなければ、良い方法も機能しません。

ここからは、なぜその結論になるのかを具体的に解説していきます。


初心者は全身法が最適な理由

初心者に全身法が向いている最大の理由は、筋肉を成長させる以前に、まず「正しく鍛える練習」が必要だからです。

筋トレ初心者は、まだフォームが安定していません。
どの種目でどこに効かせるのか、どのくらいの重量を扱うべきか、どこまで追い込めばいいのか、その感覚自体がまだ育っていない段階です。

この状態で分割法を取り入れてしまうと、1部位を週1回しか練習しない形になりやすく、フォーム習得のスピードが落ちます。
たとえばスクワットやベンチプレスのような基本種目も、週1回しかやらなければ上達は遅くなります。

一方で全身法なら、週2〜3回の頻度で主要種目を繰り返し行えるため、動作の習得が早く、筋肉への刺激も安定しやすいです。
しかも毎回全身を刺激するため、「胸だけ頑張って脚はほぼやっていない」といった偏りも起きにくくなります。

初心者が最初にやるべきことは、筋トレを複雑にすることではありません。
むしろ逆で、シンプルに続けて、各部位にしっかり刺激を入れることです。

  • 初心者は、まずフォーム習得と基礎筋力の向上が最優先
  • 全身法は、主要種目を繰り返し練習しやすい
  • 各部位への刺激頻度を確保しやすく、成長の再現性が高い

さらに、初心者は1回のトレーニングで1部位を限界まで追い込む技術もまだ十分ではありません。
だからこそ、「1回で深く削る」分割法よりも、「何度も適切に刺激する」全身法のほうが結果に繋がりやすいのです。

要するに初心者にとって全身法は、効率がいいだけではありません。
失敗しにくい。ここがとても大きい。筋トレはやり方を間違えると、努力が簡単に霧になるので油断ならないのです。


中級者以上は分割法が有利になる理由

一方で、中級者以上になると話は変わってきます。
ある程度トレーニング歴を重ねると、筋肉は簡単には成長しなくなります。
初心者の頃のように、ちょっと刺激を入れればすぐ変化する“ボーナスタイム”は終わり、より強く、より計画的な刺激が必要になります。

この段階で有利になるのが分割法です。

中級者以上は、1部位に対して必要なセット数や刺激の質が増えていきます。
胸ならベンチプレスだけで終わるのではなく、インクライン、ダンベルプレス、フライ系種目まで入れて、異なる角度から十分なボリュームをかける必要が出てきます。

これを全身法でやろうとすると、時間も体力も足りなくなりやすいです。
胸をしっかりやったら背中が薄くなり、背中まで頑張ったら脚が雑になる。そんな“全部ちょっとずつ薄味問題”が起きやすくなります。

分割法なら、その日の対象部位に集中できるため、1部位あたりの質と量を高く保ちやすいです。
さらに、部位ごとに回復時間を確保しながら、全体として高いトレーニングボリュームを積み上げることができます。

  • 中級者以上は、1部位ごとにより強い刺激と多いボリュームが必要になる
  • 分割法は、対象部位に集中して深く追い込みやすい
  • 回復を確保しながら、週全体の総負荷量を高めやすい

また、中級者以上になると、自分の弱点部位も見えてきます。
胸が弱い、肩が伸びない、脚が遅れている、背中の広がりが足りない。
こうした課題に対して、重点的にメニューを組みやすいのも分割法の強みです。

つまり分割法は、単に“上級者っぽい方法”なのではなく、
成長が鈍ってきた体に対して、より深い刺激を与えるための方法なのです。

ただしここでも大事なのは、分割法にしただけで勝手に伸びるわけではないことです。
頻度、セット数、休養、食事が雑なら、立派な分割表を作ってもただの筋トレカレンダーです。紙は筋肉になりません。


目的別の最適解(ダイエット・筋肥大)

全身法と分割法は、トレーニング歴だけでなく、目的によっても向き不向きがあります。
特に多くの人が気になるのが、「ダイエットにはどっちがいいのか」「筋肥大にはどっちが向いているのか」という点です。

まずダイエット目的の場合は、全身法が有利になるケースが多いです。
その理由は、1回のトレーニングで多くの筋肉を動員できるため、運動量を確保しやすく、消費エネルギーも高くなりやすいからです。

さらに、ダイエット中は摂取カロリーを抑えるため、回復力も落ちやすくなります。
その状態で分割法を使って各部位を強く追い込みすぎると、疲労が抜けず、パフォーマンス低下やモチベーション低下を起こすこともあります。

そのため、減量中や運動習慣をつけたい段階では、全身法で頻度高く動くほうがハマりやすいことが多いです。

一方、筋肥大を最優先するなら、中級者以上では分割法が有利になりやすいです。
筋肥大には、十分なトレーニングボリューム、漸進的過負荷、そして部位ごとの質の高い刺激が重要です。
分割法はこれらを実現しやすいため、本格的に筋肉量を増やしたい人には相性が良いです。

ただし、初心者の筋肥大であれば話は別です。
初心者はそもそも少ない刺激でも伸びやすいため、全身法でも十分に筋肉はつきます。
むしろ下手に分割法へ走るより、全身法で基本種目を繰り返し、着実に重量を伸ばしていくほうが結果が出やすいことも多いです。

  • ダイエット目的なら、全身法のほうが運動量と頻度を確保しやすい
  • 初心者の筋肥大も、まずは全身法で十分狙える
  • 中級者以上で本格的に筋肥大を狙うなら、分割法が有利になりやすい

つまり、目的別にかなりざっくり整理するとこうです。

  • 運動習慣をつけたい、ダイエットしたい、筋トレ初心者 → 全身法が有力
  • 筋肉を大きくしたい、部位ごとに作り込みたい、中級者以上 → 分割法が有力
  • どちらが正解かは、「今の自分の段階」で決めるのが最も重要

結論として、全身法と分割法は優劣というより“適材適所”です。
初心者がいきなり分割法で複雑にやる必要はありませんし、中級者以上がずっと軽い全身法だけで伸び続けるのも難しくなります。


全身法と分割法の選び方

ここまで読んできて、「結局自分はどっちをやればいいのか?」と感じている方も多いはずです。

結論から言うと、選び方はそこまで難しくありません。
筋トレの方法は無数にありますが、最終的に結果を左右するのは“続けられるかどうか”です。

そして、その継続性を決めるのが以下の3つです。

  • トレーニング頻度(週に何回できるか)
  • ライフスタイル(仕事・生活リズム)
  • 無理なく継続できるかどうか

この3つを基準に考えると、自分に合った方法はかなりクリアになります。


トレーニング頻度で決める

まず最も重要なのが、週に何回トレーニングできるかです。
ここを無視してプログラムを組むと、ほぼ確実に破綻します。

シンプルに考えるとこうです。

  • 週2〜3回しかできない → 全身法が最適
  • 週4回以上できる → 分割法が有力

週2〜3回しかジムに行けない場合、分割法を選んでしまうと各部位の頻度が極端に落ちます。
例えば週2回で分割してしまうと、「胸やったら次は1週間後」みたいなことが普通に起こります。

これはさすがに非効率です。
筋肉はそんなに気長ではないので、成長のタイミングを逃しがちになります。

一方で、週4回以上通える場合は話が変わります。
分割法を使うことで、各部位に十分なボリュームをかけながら、回復時間も確保できます。

つまり頻度は、トレーニング方法を決める“土台”です。
ここがズレていると、どれだけ完璧なメニューでも機能しません。


ライフスタイルで決める

次に重要なのが、あなたの生活リズムです。

仕事が忙しい、残業が多い、急な予定が入りやすい。
こういった状況の人は、分割法よりも全身法の方が相性が良いケースが多いです。

理由は単純で、予定が崩れてもリカバリーしやすいからです。

分割法は「今日は脚の日」「今日は背中の日」といった形でスケジュールが固定されます。
そのため、1日でも飛ばすと、その週は特定の部位を丸ごとやれずに終わることがあります。

一方、全身法は毎回全身を鍛えるため、1回休んでも次回また全体をカバーできます。
この“リカバリー性能の高さ”は、実はかなり大きなメリットです。

  • 忙しくて予定が不安定 → 全身法が有利
  • 決まった曜日・時間で通える → 分割法でも安定しやすい
  • 1回休んだ時のダメージの大きさが違う

筋トレは理想のプログラムを作ることよりも、現実に回せる形に落とし込むことの方が重要です。
ここを間違えると、「完璧なメニューを持っているのに全然やっていない人」になりがちです。
これは避けたいところでしょう。


継続できる方法が最適解

ここまで頻度やライフスタイルの話をしてきましたが、最後に一番大事な話をします。

それは、「続く方法が正解」ということです。

筋トレの効果は、1週間や1ヶ月では決まりません。
3ヶ月、半年、1年と積み重ねた結果として、体は変わります。

つまり、どんなに理論的に優れた方法でも、続かなければ意味がありません。

  • どれだけ優れたメニューでも、継続できなければ効果はゼロ
  • 「やる気がある日だけ頑張る」は最も再現性が低い
  • 無理なく習慣化できる方法こそが最適解

ここで少し現実的な話をすると、
多くの人は“理想のトレーニング”ではなく、“できるトレーニング”の中で結果を出しています。

忙しい日でも行けるか、疲れていても最低限こなせるか、
その設計ができている人ほど、長期的に見て体が変わっています。

だからこそ、

  • まずは全身法で習慣を作る
  • 余裕が出てきたら分割法へ移行する
  • その中で自分に合う形を微調整していく

この流れが、多くの人にとって最も現実的で、最も再現性が高いルートです。

筋トレは“正しい方法を知るゲーム”ではなく、“続けた人が勝つゲーム”です。
ここを履き違えると、知識だけ増えて体が変わらないという不思議な状態になってしまいます。


パーソナルジムGAINでの実践例

ここまで全身法と分割法の違いについて解説してきましたが、実際にどのように取り入れていけばいいのか、イメージが湧かない方も多いかと思います。

パーソナルジムGAINでは、お客様のトレーニング経験・生活スタイル・目的に応じて、最適なプログラムを設計しています。
ここでは、実際に採用している考え方とプログラムの一例をご紹介します。


初心者に対する全身法プログラム

初心者の方には、基本的に全身法をベースにプログラムを組んでいます。
理由はシンプルで、最も効率よく「正しく鍛える力」を身につけられるからです。

具体的には、以下のような構成になります。

  • スクワット(脚・体幹)
  • ベンチプレス(胸・三頭)
  • ラットプルダウン(背中・二頭)
  • ショルダープレス(肩)
  • 腹筋種目

このように、全身の大きな筋肉を中心に構成し、週2〜3回の頻度で繰り返し行っていきます。

GAINでは特に、フォーム習得を最優先にしています。
重量を追う前に「どこに効かせるか」を理解していただくことで、その後の成長スピードが大きく変わるためです。

また、初心者の方は1回のトレーニングで限界まで追い込む必要はありません。
それよりも、適切な負荷で継続し、各部位に安定した刺激を入れていくことが重要です。

この段階で無理をしてしまうと、疲労や怪我のリスクが高まり、結果的に継続が難しくなります。
GAINでは「続けられる強度」で「確実に成長する」ことを重視しています。


中級者向け分割法プログラム

トレーニングに慣れてきた中級者の方には、分割法を取り入れたプログラムを提案しています。
筋肉の成長をさらに引き出すためには、1部位あたりのトレーニングボリュームを増やす必要があるためです。

一例として、以下のような分割を採用するケースが多いです。

  • 胸・三頭(プッシュ系)
  • 背中・二頭(プル系)
  • 肩・腹筋
  • 脚・臀部

このように部位を分けることで、それぞれに対して十分なセット数と強度を確保できます。

またGAINでは、単に種目数を増やすのではなく、「どの角度から刺激を入れるか」「どの種目を軸にするか」といった設計にもこだわっています。

例えば胸であれば、

  • ベンチプレス(高重量・基礎)
  • インクラインプレス(上部狙い)
  • ダンベルフライ(ストレッチ重視)

このように役割を明確にしたうえで組み立てることで、効率よく筋肥大を狙うことができます。

さらに、中級者以降は「弱点部位の強化」も重要になります。
肩が弱い、背中の広がりが足りないなど、それぞれの課題に応じてメニューを調整することで、バランスの取れた体を作っていきます。


結果を出すための考え方

トレーニング方法以上に重要なのが、「どう考えて取り組むか」です。
ここを間違えると、どれだけ良いメニューでも結果は出にくくなります。

GAINで最も重視している考え方は、以下の3つです。

  • 正しいフォームで、適切な負荷をかけること
  • 継続できるペースで習慣化すること
  • 食事と休養を含めてトータルで管理すること

筋トレは「きついことをやればいい」というものではありません。
むしろ重要なのは、正しい刺激を、適切な頻度で、継続することです。

また、トレーニングだけで体が変わるわけではありません。
食事管理や生活習慣も含めて整えることで、初めて結果が出ます。

GAINでは、トレーニング指導だけでなく、食事や生活習慣のアドバイスも含めてサポートしています。
そのため、「何をすればいいかわからない」という状態からでも、無理なく結果に繋げることが可能です。

  • 筋トレは短期勝負ではなく、積み重ねで結果が出るものです
  • 自己流ではなく、正しい方法を継続することが重要です
  • 環境を整えることで、結果の再現性は大きく高まります

トレーニングはシンプルに見えて、実は細かい積み重ねの差が大きく結果を左右します。
だからこそ、最短で結果を出したい方ほど、正しい環境で取り組むことが重要です。

ダイエットの全体像を知りたい方は、こちらのまとめ記事も参考にしてください。

ダイエット完全ガイド|食事・停滞・筋トレを神楽坂のパーソナルジムが解説
TRAINER PROFILE

上地 裕作

神楽坂・江戸川橋パーソナルジムGAIN 代表

JBBF 2018関東メンズフィジーク選手権 準優勝

ベストボディ・ジャパン2017東京オープン大会 ミドルクラス グランプリ受賞

得意分野

ボディメイク・ダイエット

競技実績だけでなく、実際の現場で多くの身体づくりをサポートしてきた経験をもとに、 一人ひとりの目的や体質に合わせた無理のない指導を行います。 「痩せたい」「引き締めたい」「かっこいい身体を作りたい」という方に最適です。

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