「INBODYで筋肉量が減っていた…」
この結果を見て、不安になったことはありませんか?
実際、私自身も3ヶ月の減量期間で体重は順調に落ちたにもかかわらず、
筋肉量が2.3kgも減少するという結果が出ました。
しかし結論から言うと、これは「本当に筋肉が落ちた」とは限りません。
この記事では、実際のINBODYデータをもとに、
なぜ筋肉量が当てにならないのか、そして正しい見方を解説します。
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INBODYの結果を実データで検証してみた

↓2026/4/2に測定したデータです。

まずは、実際のINBODYデータをもとに、どのような変化が起きているのかを見ていきます。
| 項目 | 1月8日 | 4月2日 | 変化 |
|---|---|---|---|
| 体重 | 84.6kg | 78.2kg | -6.4kg |
| 体脂肪量 | 19.9kg | 15.9kg | -4.0kg |
| 筋肉量 | 61.1kg | 58.8kg | -2.3kg |
体重はしっかりと減少しています。
さらに体脂肪量も大きく落ちており、減量としては非常に順調な結果です。
しかし問題は筋肉量です。
筋肉量が2.3kgも減少しているという結果が出ています。
3ヶ月で体重と体脂肪はどう変化したか
体重は-6.4kgと大きく減少しています。
そのうち体脂肪量は-4.0kgです。
つまり、しっかりと脂肪を中心に落とせている状態です。
そしてすごいのが、ウエストが10cmも落ちている点でしょう。
減量としては理想的な進み方と言えます。
筋肉量だけが不自然に減少している
一方で筋肉量は-2.3kgとなっています。
これはかなり大きな減少です。
通常、適切な食事と筋トレを行っていれば、ここまで筋肉が落ちることは考えにくいです。
ここに大きな違和感があります。
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なぜINBODYの筋肉量は当てにならないのか
この違和感の正体は、INBODYの測定原理にあります。
INBODYは筋肉を直接測っているわけではありません。
体内の水分量をもとに推定しているのが実態です。
筋肉量は「体水分量」に大きく影響される
今回のデータでは、体水分量が47.5Lから45.7Lへと減少しています。
その差は約1.8Lです。
この変化量は、筋肉量の減少とほぼ一致しています。
筋肉量が減ったのではなく、水分が抜けただけの可能性が高いです。
つまり、INBODYは水分変動に強く影響される測定機器です。
測定タイミングで数値が大きくブレる
測定のタイミングによって数値は大きく変わります。
例えば以下の要因で簡単に変動します。
- 食後か空腹か
- トレーニング直後かどうか
- 水分摂取量
- 炭水化物の摂取量
これらが違うだけで、筋肉量は数kg単位で変わることがあります。
筋肉が減ったように見える本当の原因
では、なぜ減量中に筋肉量が減ったように見えるのか。
その理由はシンプルです。
減量でグリコーゲンと水分が減少する
筋肉にはグリコーゲンが蓄えられています。
そしてグリコーゲンは水分とセットで存在しています。
減量で炭水化物が減ると、このグリコーゲンが減少します。
同時に水分も抜けます。
グリコーゲン1gに対して約3gの水分が結合しています。
その結果、筋肉量が減ったように見えるのです。
低炭水化物状態が数値を下げる
特に減量中は炭水化物は通常より抑えることが多いです。
この状態では、常に筋肉内の水分が少ない状態になります。
そのため、INBODYの筋肉量の数値は低く出やすくなります。
これは「筋肉が減った」のではなく、「測定条件の問題」です。
INBODYの正しい使い方と見るべき指標
では、INBODYは意味がないのかというと、そうではありません。
使い方を間違えなければ、非常に有効なツールです。
見るべきは「体脂肪量の変化」
最も重要なのは体脂肪量です。
今回のデータでは、体脂肪量は確実に減少しています。
これは紛れもなく事実です。
ダイエットの成功は「体脂肪が減っているか」で判断すべきです。
同条件での比較が最重要
INBODYを使う上で最も重要なのは条件統一です。
毎回同じ条件で測定しなければ意味がありません。
- 同じ時間帯
- 同じ食事状態
- 同じ水分量
- 同じトレーニング状況
これを守ることで、初めて比較が可能になります。
逆にこれができていない場合、数値はほぼ参考になりません。
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