ページコンテンツ
これまで数多くのクライアント様を指導させて頂きましたが、中には1ヶ月もたずに諦めてしまう方もいらっしゃいます。
一度は身体を変えることに興味を持ったのなら、せめて身体の変化に気付けるレベルまでは持っていって欲しい。
今回は筋トレが続かない原因とその対策法について、私の経験則からお伝えできればと思います。
どうも、神楽坂・早稲田の貸切りパーソナルジム GAIN 代表トレーナーで絶対ダイエット請負人の上地裕作です。
上地 裕作
- 神楽坂 江戸川橋パーソナルジムGAIN 代表
- JBBF 2018関東メンズフィジーク選手権 準優勝
- ベストボディ・ジャパン2017東京オープン大会 ミドルクラス グランプリ受賞
- 得意分野 ボディメイク、ダイエット
原因1 結果が出ずやる気を失ってしまう
結果が出ずやる気を失い、筋トレが続かないパターンで多いのが、筋トレを始めて3ヶ月が経過する頃です。
初めは“絶対◯キロ痩せるんだ!”“割れた腹筋を手に入れるぞ!”と意気込んで始めたものの、3ヶ月が経過しても特に身体に変化がない….
“3ヶ月も苦しい思いをしたのに身体が変わらないなんて….仕事も忙しいし、もういいや、くだらねぇ”となってしまうんですね。
やる気を失わない対策方法は?
そもそも、“筋トレ”だけして3ヶ月で身体を劇的に変えられると思ってはいけません。
パーソナルジムの広告はちゃんと真実を伝えるべきだと思う今日この頃ですが、実態はイカした身体を作るには相当の時間と努力を要します。
まずは自分がなりたい身体とどこが乖離しているのかを見定め、食事と共に改善する必要があります。
また、ボディメイクは英会話と同じで能動的でなければ結果は出ません。
どこまでいっても結局は自分次第。
“トレーナーに任せていれば大丈夫”ではなく、“トレーナーを利用して早く身体を変えてやる!”という気持ちが大切なのです。
どんなに有能なトレーナーが付いたとしても、週に1度しか運動せず、食べ物も杜撰だと身体はなかなか変わりません。
特に脂肪を落とす作業は食事が肝心で、身体のメリハリを付けるには筋トレが大きなウェイトを占めることを忘れてはいけません。
健康維持を目的で行なっている場合は別ですが、まずは3ヶ月で身体が大きく変わるという幻想を捨て、半年を見据え自主練も踏まえボディメイクを行なっていきましょう。
そうすれば、筋トレが続かないという悩みは解消されるでしょう。
原因2 “忙しい”がジムへの足を遠のかせる
多くの社会人は毎日仕事に追われ、ただでさえクタクタな上に筋トレまでやるとなると精神的にも体力的にも負担が大きいことでしょう。
忖度抜きに、皆素晴らしいなと感じています。
一方、“忙しい”は筋トレをやらない理由に便利な言葉であることも間違いありません。
忙しい方の対応方法
“あー、今日は脚トレか….憂鬱すぎる”
気持ちはわかります。
脚トレは上半身の筋トレとは比にならないぐらい疲れます。
しかし考えてみてください。
俳優や一流の経営者も同様、死ぬほど忙しい中ボディメイクを行っています。
松本人志さんがボディメイクを行なっていることは皆知っていると思いますが、彼よりも忙しい一般人はそう多くありません。
きっと彼は忙しいを言い訳にせずボディメイクを続けているからこそ、強い信念と強靭な精神力が身についているのです。
忙しいを言い訳にしたくなったら、松本人志さんの大胸筋を思い出しましょう。
実は甘えていたことに気づくことでしょう。
原因3 筋トレしない日が1週間以上空いた時
これはトレーナーであっても、ガチガチのトレーニーであっても同様に無気力を感じてしまいます。
1週間ダンベルを握っていないと、“あーあ、筋肉落ちちゃったかな”とか“身体を動かす気にならないな”となります。
今まで規則正しく筋トレを続けてきた人にとって、リズムが狂うと全てが狂ったと思って放棄したくなる気持ちは痛いほどわかります。
一週間以上空いた時の対応策
どんなに忙しくても、筋トレをしない日を1週間以上作らないと胸に誓うことです。
人間に与えられた時間は1日24時間もあり、その中の1時間くらい余裕で作れるぜ!という気持ちを持つと、意外とこのルールは守れるものです。
実際、1時間程度の時間すら作れない人などこの世に存在しません。
もし本当に時間が取れないほど働いているのであれば、全力で勤め先の会社を訴えるべきでしょう。良い弁護士を紹介しますよ。
原因4 キレ食いしちゃった時
人間生きていれば彼氏彼女と別れたり、仕事でミスったり、部下が使えないなどで悩んだりすることもあると思います。
そんな時、ふとコンビニに入ると目に飛び込んできますよね。
無駄に油が噴き出すフライドチキン
栄養素より添加物が多いポテトチップ
タンパク質皆無のアイスクリーム
普段節制している分、数倍魅力的に映る商品を前に誘惑してくる言葉が“チートディ”
気づくと3日連続でチートデイしちゃったなんてこともあるのではないでしょうか。
胃がもたれ、お腹が膨れ体調もすぐれなくなるはずです。
当然、筋トレへのモチベーションは無に帰すことでしょう。
キレ食いしちゃった時の対策
特に大会に出るなどの目標がない限り、キレ食いは特に避ける必要はありません。
2週間に1度程度であればダイエットに大きく影響はなく、むしろ気分転換と代謝のアップに良い場合もあります。
ただキレ食いを契機に筋トレから遠のいてしまうのは本末転倒なので、キレ食いは次の日に持ち越さず、翌日は必ず筋トレするくらいの気持ちを持つことで筋トレへの習慣を維持しましょう。
原因5 体重の増減を気にして一喜一憂
筋トレを始め、食事にも気をつけ始めると気になるのが体重の増減ではないでしょうか。
昨日より体重が1キロ増えたとか減ったとか、そんなことを気にして筋トレへのモチベーションを下げではいませんか?
体重を気にしてしまう方への対策
私はいつもクライアント様に伝えることは、体重は単なる数字であって、1kg程度の増減は誤差なので気にしないようにしてくださいと伝えています。
というのも、体重とは体全体の体積の重さであって、脂肪の重さではないからです。
極端なことを言えば、体重計に乗る前に1キロ分の水を飲めば体重は1キロ増えますよね。
でもこれは決して脂肪ではなく、水分です。
トレーニングを始める多くの人の理想は筋肉をつけ、脂肪を落とすことでしょう。
脂肪を数値化するにはインボディなどの体組成計を使って体脂肪率や体脂肪量を測るべきですし、最も大切なのは鏡に映る自分の姿です。
体重という抽象的な数字に一喜一憂せず、先月の自分より絞れた、とかメリハリがついたかどうかで判断するようにしましょう。
原因6 食事制限が耐えられない
筋トレは好きだけど食事の誘惑にどうしても勝てない、という人は非常に多いです。
この点、パーソナルジムのトレーナーとしては非常に悩ましい部分でもあることをお伝えしておきます。
本当は食事のコントロールまで厳しく指導すべきだというトレーナーもいますが、当店ではあえて厳しい指導はしない方針です。
というのも、プライベートにまで口出しされると普通にムカつきませんか?
やっぱり、お客様は大好きな食事にまであれこれ言われる事を心から嫌いますし、隠れて何かを食べていてもこちらは知りようがないのです。(脂肪が落ちなければ食べていると判断しますが)
食事に関してのアドバイスはいくらでもしますし、本当に改善する気のある方にお願いされれば厳しく指導もできますが、結局は自分の意志次第。厳しく指導した結果、険悪なムードになった経験もあることから、おすすめしていません。
食べることが好きで制限が無理なら、脂肪を落とすことは二の次とし、筋肉をしっかりつける事を優先させるなどすれば身体は変わります。
苦手なことを克服するより、得意分野でボディメイクするのも一つの手段ですから、身体の悩みについては是非お気軽にトレーナーへお尋ねください。
コメント